見つけて！感じて♪撮る＾＾(アマナ編)



オッ！アマナだ〜〜〜

車で走行中、この一輪に目が止まりました。

さり気なく道端の環境が(自分の記憶のために＾＾)
分かる図として写します。





アマナは花びら裏側の赤紫色のストライプがチャームポイントなので、
同じ個体をもう少し下からあおっての1枚もパチリ！です。

でも、この花1つだけ〜〜？？





そう思ってよ〜くこの土手の草地を見渡すと・・・
アッ！やっぱりけっこう咲いてるよん♪

(てなわけで、これはすかさずただ撮ったというだけの画像で〜す)





さ〜〜こうなると、色んなカットを心して撮りたくなってしまいます(笑)
車を他車に迷惑の及ばない所にしっかり止め直してから、
まるで花を求める蝶のように(笑)ワクワクと見つけた道端の自生箇所に向います。
そして改めて状態の良い花を1輪選んで写します。
この場合、わざと自分の頭など体で強い直射光を遮って撮っています。
こうすることで、白い花びらや細かい花内部がテカって白飛びするのを防ぐのです。

(まずは正確に花のつくりを写すことを先決とした1枚です。)





一応、1輪をしっかり写して少し気持ちに余裕ができたので(笑)・・・
次はいよいよ画面に主役＆脇役といったドラマ性(大袈裟だ〜〜笑)を持たせます。
この時、よく開いた花(主役)の左後ろに1つ、右後ろに2つ、といった配置で
脇役を入れてアマナがこの場に点在していたという環境を伝えたい気持ちで撮りました〜♪

こうして見ると・・・前の画像の花に比べて葯(花粉の袋)がすでに弾けて、
黄色っぽい花粉が花びらの上に少しこぼれていますね！





つづいて、ほぼ等距離でピントが合わせられそうな2輪を選んで、
大きく画面に入れるようにして写しました。
この時は、各々花の向きがビミョ〜に違う様相を楽しみながら
タテ構図に収めました。

バックに小さく入れた1輪がご愛敬です＾＾





お次は、ぐっと気分(画風)を変えて〜〜
この明るい草地で一緒に見られた菜ノ花やオオイヌノフグリたちの
春のイメージ色をバックのボケに取り込んでパチリ！





でも、撮った画像をすぐにモニターチェックしたら、これじゃ主役のアマナが
ちょっと弱過ぎかも・・・なんて気がしてさらに望遠ズームで圧縮してパチリ！

まあ場合によっては、こちらの画像を上手くトリミングして使うことも考えての画面づくりでした。





それからまたわずかに移動すると・・・
タチツボスミレと一緒に咲くシーンが見られました。
このスミレはよく知られているので、ちょうどアマナの花の大きさが分かる
図として好都合だね〜♪でまた早速パチリ！です(笑)





そんなほかの野草と共にある姿をいくつも撮っては和んでいるうちに・・・
やっぱりもう一度アマナだけをシャープに表現したい！って想いがふつふつ沸いてきて・・
今度は花が透過光でクッキリ浮かび上がるハイコントラストの逆光シーンを
撮っておくことにしました＾＾　それで主役と脇役の配置も決めて、
アマナの葉以外の光る枯れ枝などは思った以上に画面内をウルサクするので、
マメにどけて(笑)〜〜パチリ！です。





そんなことをやっていたら、ここはもっと超シンプルな黒バックでの1輪大写し！も
撮っておくと後々見出し写真的な1枚として役立つかも〜
なんてとりとめもなくイメージは広がって・・・
とまあ、こんな風な一連の流れで伊豆の道端自然に咲くアマナを写してみました。
どうか少しでもその魅力が伝えられたら幸いです。





一期一会でふと見つけた
野山の花を撮る想いは、
嬉しくも切ない事が多くなっています。

来年もここに咲いているかな〜？
なんて考えるから・・・・



撮影日・・2006/4/3　伊豆にて　byピカリ☆



最後までご覧頂き有難う御座いましたm（__）m


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