ひと休みした2つ目の社を後にすると・・

続く道は、今度は石段じゃなくて
木の根っこだらけのジャングルの
様相となっていきます。


伊豆半島の海岸地域によくある照葉樹林の雰囲気で、
カシ類やヤブツバキなどほとんど常緑樹で構成されています。


こんな林の中を歩いているときは
風も和らいで、不思議な静けさに
包まれた感じです^^


どの木も岩をガッシリと掴んで、見事!
それぞれのポジションに収まっているのです。。








こちらはフウトウカズラ(コショウ科)の実です。
色々な木や岩に絡んで成長するツル性の木です。
こんな葉裏まで光がよく通っているシーンが好きです^^


林床の植物にも目を向けると・・・
まるで海藻みたいな生え方をしたシダ植物で、このヒトツバが
お気に入りです♪


しっかり花を咲かせていたのはコバノタツナミ(シソ科)です。

同日、他の場所ではスミレ類の開花も数種を確認しましたが、
この林内では葉を見かけてもまだ咲いてる株との出会いは
ありませんでした。




キレイなピンクの綿毛を見せていたのは、コウヤボウキ(キク科低木)の花あとです。
さらにバラけると、右画像のような繊細な姿となります♪




真冬の常緑林とはいえ、本日は日射しも
タップリな明るい登山路となってます^^


やがて、先行したピカリ♪が、
また階段の先に何か建ってる〜!と
気づいたところです。


やはりここは・・・登山路という以前に地元神社の参道っていう
色合いが濃いスポットのようです。


どうやらこの「3つ目の社」が、
頂上直下にある最後の建物と分かったので・・


お参り時間も
いっそう丁寧で長くなった
ピカリ♪です(*^_^*)


扉はその都度、こうやって
自分で開け閉めするって訳です^^







さて!最後の神社のすぐ左脇からこの様に登れる
階段が付けられていて・・








小さな山頂展望台へと上がれるのですが・・・

うぅ。。最後の一歩がーー!!
ビュービューゴォーゴォー
ヒャ〜〜〜何なのこの風はーーー!!
ってなイキナリの暴風に腰くだけの状態ですぅ^^;




いやはや〜〜この時の凶暴な風の圧力といったらヘタな台風顔負けでした。
高い所大好きのピカリ♪もさすがに立ち上がることが出来ずにこの有様です。

だって何しろタタミ1畳分くらいしかない
可愛らしい展望台なのです。
もし飛ばされたら海側は絶対オダブツの
断崖なので、どうしても手すりと
仲良くしていたいよ〜〜!!


でも景色は、登っただけの価値ある予想に
たがわぬ独特さで〜〜♪

超逆光の中で見た南側には、
海蝕洞として有名な「千貫門」という
岩場が海上に黒々と突き出していました。


登ってきた側は、こんな感じです。
すぐ下に神社の屋根があって、
その向こうに雲見の海岸集落がギュッと
身を寄せ合っているといった具合でです。



ん〜〜それにしても・・・
もう限界ですよ〜〜この暴風!!髪の毛メチャクチャのピカリ♪です(笑)



なので最後にここから富士山を
少し望遠で撮り収めて・・・

そそくさと山頂をあとにしたピカリ隊でした^^



下りは、またあの長〜〜い石段。。
よし!子供の頃得意だったこの方法で〜〜(*^^)v

結果
滑りがイマイチで^^;
つなぎ目があって^^;



それ以前の問題として
やはり大人として
やっちゃいけないよね

と反省しました。(ピカリ♪)






西伊豆北上の帰り道。。

富士山にはいつの間にか雲が
かかり出して・・・

これでも良い時に山頂にいたのかもっ!
と思ったところです^^


途中お約束となっているミカンと干し柿を買いました。。


最後までご覧頂き有難うございました


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