山梨県身延町の「下部温泉」から最奥集落の「湯之奥」を過ぎて、
さらに少し下部川沿いの林道(湯之奥猪之頭線)を
進んだところにある「広河原」登山口にやってきました。
車は、ここに5〜6台は止められるようになっていて、モチ無料で〜す^^
ここの標高は約870mでしたが、2週間ほど前に降った雪がまだ路肩にちょっぴり残っていました。
でゎ、早速行ってみよう(* ̄0 ̄)/ オゥッ!! と思ったら・・・・
去年秋の事らしいけど、
このコース上で母子熊を目撃した人が手書きしたと思われる紙が貼ってありました〜〜!
なので、基本的にいつもは付けない熊避けの鈴ちゃんを
急遽ザックに括り付けて登り始めたピカリ♪です^_^;
まず最初のうちはお約束のような桧林ですね〜〜
でも今日は、お天気が良くて気温も2月のこの時季としては異例の暖かさとなったため、
陰気でうっそうとした感じにならずかなりラッキーかも〜〜〜♪
そろそろ一息入れるいい場所ないかな〜〜?と思ったら・・・
この「山の神」というポイントに出ましたo(^-^)o
今日一日、山での安全を願って一人10円づつ置いてきました^^
「無事カエル!」で有名な(?)ピカリ隊のケロちゃんも山の神と仲良くね〜〜(笑)
「山の神」を少し過ぎると、辺りはカラマツ林に変わってきました。
俄然、明るくなって調子も上がるピカリ♪です〜〜(o^-^o)
やがて「中山金山女郎屋敷跡」などと書かれた所を通ります。
なんと!この辺り、その昔に武田信玄の隠し金山があったそうで・・・
こ〜〜んな深い山中にかつてお女郎さん達までいたとはビックリ!!
正に山師たちの夢のあと。。。ってなわけですね〜(*゚-゚*)(*。_。*)ウンウン
つづいて、また何か小広い場所が出てきましたよん。
・・・と思ったら、こちらは「中山金山大名屋敷跡」だって〜〜!
(*ーー*)うーん、今じゃ信じられない気もするけど、この辺りって歴史的に
面白い山域ですね〜〜φ(..)メモメモ
・・・とかなんとか少々歴史散歩気分で(笑)進んでいったら・・・
もうすでに稜線の近づく気配がしてきました〜〜♪
今まで歩いてきた「長尾尾根」といわれる枝尾根から主尾根に乗り換えで〜す。
。('-'。)(。'-')。ワクワクして登り詰めれば・・・
おおぉぉぉ w(*・o・*)w 突如このデッカイ富士山のお出ましです!!
ナルホド〜ピカリ☆が道々力説してた(笑)今回あえて山梨県側から
登った場合のサプライズってコレだったのね^^
単純だけれど、イナイ・イナイ・バァ〜〜的効果(笑)絶大です。
登山口から富士山と共にあるような朝霧高原(静岡県)側からのコースも悪くないけど・・
ピカリ隊では慣れ親しみ過ぎのエリアだけに、
たまには指向を変えてみるのもいいもんだ〜〜♪
少し後ろに下がって、トンネル構図で撮ったり〜〜ピカリ☆はもういろいろと撮りまくり〜〜(笑)
ここパノラマ台(通称にせ地蔵峠ともいう・笑)の標高がおおよそ1600mだから、山頂まで
あと高低差300mちょっとの楽ちん感覚でマッタリ大休止となりました〜〜♪
まぁ距離的にもあと1,8km程度の位置に来てるから、の〜んびり歩いても1時間半くらいで
山頂到着できるなぁ・・・という公算です^^
(なお、「地蔵峠」と書かれた現地標識は、「麓」方面へ下り分岐する地点の地蔵峠と
混同するので「パノラマ台」という呼称を採用した次第です)
各自、好き勝手に朝食のような昼食のような?ものを食べたりして1時間近くも
「パノラマ台」を楽しんだ後は・・・
いよいよ稜線散歩の始まりで〜〜す。こうして北進するルートは登り斜面が続くけど、
広々としてるし辺りはもう全て自然林の様相なのですこぶる快適なルンルン区間です♪
ダケカンバと雪面が青空に映えて眩しいよ〜〜
行く手にボンヤリ山頂が近づいてるね^^
右手(東側)樹間には、こうした落葉期ならではの富士山がちょくちょく顔を見せてくれますよ^^
もう標高1800mを超えてるかも〜〜〜
さすがに残雪量が多くなってきたもんね〜〜
トレースはしっかり付いてて歩き易いよ〜〜〜
あっ、でも今日はまだ誰一人出会わないなぁ〜〜〜
平日とはいえ、こんな好天の日に不思議なくらいの独占空間でしたぁ〜〜♪
ここが朝霧高原から「不動ノ滝」を経てやってくるコースの合流点というわけね〜φ(..)メモメモ
それから間もなく、西側が見渡せる岩場があったのですかさず登るピカリ♪です(笑)
おおぉぉぉ w(*・o・*)w 雲一つないクリアー視界ですぅ〜〜〜
南アルプスの峰々が白く並んで輝いていました!
北岳ファミリーの白峰三山も。。。
甲斐駒と鳳凰三山も。。。
少し北寄りに八ヶ岳も。。。
そして、もう一度引いて撮れば・・・
塩見岳や悪沢岳より南の高峰までズラリと写り込んでいて、何度も来ているピカリ☆も
今回が最高! と素直に喜んでいました(笑)
それから5分位で山頂に着きました〜〜(* ̄0 ̄)/到着!!
ここが毛無山(1946m)の山頂広場です。
しばしザックで揺られたケロちゃんも伸び伸び\(^o^)/だ〜〜〜(笑)
出られるだけ前に乗り出して望む本日のここからの富士山風景は申し分のない開放感です!!
ふもとに雲を従えている姿が実に粋ですねぇ〜〜♪
次いで富士山そのものに迫れば、この富士山西面は「大沢崩れ」のある側だということが分かります。
その深い傷口をしっかり捉えるために、これはあえて加工してみた画像です。
相変わらずピカリ隊独占の山頂でしたが・・・・
そろそろピカリ♪が下りモードの靴のチェックなどを始めてま〜す(笑)
ヨッシャーーさぁ下るぞーーー(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!
(手にはモチ軍手です。)
なんてったって下りを楽しむための山登りといっても過言じゃないピカリ♪です〜〜(笑)
下り斜面でチラッと振り返る!
とにかくゴキゲンなピカリ♪だよ〜〜〜(☆。☆)キラーン!
“o(* ̄o ̄)o”ウキウキ♪ ε=ε=ε=へ(*^^)ノ “o(* ̄o ̄)o”ウキウキ♪
ストックは邪魔なのでピカリ☆へとバトンタッチです。
写真撮影の多い登りではストックは邪魔になるのでピカリ♪が持っていました。
基本的にピカリ♪は使いません。
こうして車を置いた「広河原」まで山頂からジャスト50分で下り切りました〜!
ピカリ☆も13分遅れで到着しました^^
まぁ〜登り標準時間3時間のところ色々遊びながら
4時間半以上かかってるから^^;トントンでしょう(笑)
最後に・・・この日は撮り忘れてたけど(笑)
以前6月に撮った「湯之奥」集落の様子を一枚!
この中に見える大きな茅葺き屋根の家が、江戸時代中期に例の金山を管理していた地元の
「門西家」なのだそうです。「入母屋造り」という建築で、当時からのものが保存されて
重要文化財指定とのことです。因みに信玄公がこの金山を開いたのが1540年ということだから、
そんな昔にちょっとしたバブル期がこんな山奥集落にあったということですね!
ん〜〜それにしても、400年以上経ってピカリ隊がぶらり遊びで登りにくる時代になるとはねぇ〜(笑)
+++おしまい+++
φ(..)メモメモ〜登山路での見つけ物♪
最後までご覧頂きありがとうございましたm(__)m
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