はじめに・・・山麓から稜線まで・・・
今回も出会った多くの花たちの中からピカリ☆の勝手気ままなセレクション&感想です。
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[コマクサ]
云わずと知れた高山植物の
プリンセス駒草ちゃん♪
10cmにも満たない
小さな草丈に、何とも
細工に富んだ花形を見せる
可愛くも怪しいケシ科の花。
以前にも山レポのどこかで
書いたけど
この花にはその独特な
明るい灰緑色の
小刻みな葉とのマッチングを
最大級に
絶賛してしまいます!
この葉があってこそピンクの
コマクサがガレ場で
素晴らしく引き立つんです
よね♪
一方、どんな植物にも
稀に出現する白花品も
今回ちらっと見掛けましたが
その希少価値はともかく
私には不思議とそれ以上の
感慨は起きませんでした。
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[チョウノスケソウ]
すでに花期終盤の状況でしたが
この花は花後に、その花柱の
変化過程を観察するのも
面白いんです。
完全に羽毛状となりフサフサと
果実(そう果)が毛ばたき
みたいに広がる少し前段階の
こんな風に芸術的?なネジレ
構造になっているのが
とても興味深かったです。
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暴風吹き荒ぶ悪天の中で
震えていたチョウノスケソウの
崩れ掛かった果実の
シルエットも
なかなかアートっぽかったです。
そういえば、八ヶ岳には
チングルマがないかわりに
そのポジションを
このチョウノスケソウが
埋めているといった
感じです。
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