|
ヤマシャクヤク
時季的に何となく予感めいたその日・・・
ふと迷い込む感覚で、とっておきの林の中へ・・・
今年も数株点在する内の1株が、ちょうど花を咲かせてた!
5月の木漏れ日の下で見るその丸くて白い輝きは、近寄るにつれ、
まるで薄くて脆い磁器のような大きな花びらから
フンワリ放たれていることに目を見張り・・グッと胸を熱くする。
|
|
|
|
|
|
アズマギク
こんなお花、どこにでも有りそうでめったに見かけなくなっているのが現状です。
春の野菊として日本古来の自生種なのですが、
セイヨウタンポポやハルジオンなど今や同じキク科の帰化植物の勢いに押されて、
どんどん棲みかを追われつつある身の上のようです。
|
|
|
|
|
|
クマガイソウ
あれまっ、こんな所に。。!
有名な野生蘭の悲しさで、囲われ物でない姿は
伊豆でも稀となってしまったクマガイソウです。
地元の人さえ気づきにくいスポットで何とか命脈を保っているものの・・
その場で、花も自分もすっかり隠者の気分だなぁ〜
と、タメ息まじりでしばし佇むのでした。
|
|
|
|
|
|
エビネ
このエビネたちには標高850mの天城山中で出会った。
一般登山者の縦走路から外れた杣道とはいえ、
どうにも丸見えの所に咲いているので焦ってしまった(笑)
目立ちにくい色彩をしているものの、
あ〜あ〜〜こんな所じゃ危ないよ!って
思わず忠告したくなるような本来の気さくな自生姿なのでした^^
|
|
|
|
|
|
サイハイラン
「采配を振る」なんて使われる時の
あのサイハイに見立てたという花の形だそうで・・・
よく時代劇で武将などが、手にしたハタキみたいな物を
振って指示する様子は浮かぶものの、
あれって実際どんな形状や素材だったのか?
今までそれ自体をしっかり意識した事など無かったので、
急に「気になる物」となった采配です(笑)
|
|
|
|
|
|
キレンゲツツジ
レンゲツツジも花が黄色になっただけで、
ずいぶんと印象が変わるものだ!
この黄色はヒカゲツツジの黄色とは全く違う。
ヒカゲツツジはキバナシャクナゲの黄色と似通う
いわばクリーム色系だが、このキレンゲツツジの黄色は、
すぐに例が思い浮かばない独特な色合いだと思った。
いずれにしても、野生のツツジ類には黄色が少ないので
出会った時にはハッ!っとさせられる。
|
|
|
|