2006年7月思い出の野生花 
[シロバナイナモリソウ]

7月、身近エリアの箱根・芦ノ湖界隈で多く見掛ける野草です。
当地では、花冠が紅色がかるいわゆるイナモリソウの方には何故か
これまで出会えたことがありません。
分布ゾーンとしては両者共在の場所もあってよさそうなのですが・・・
2006年7月思い出の野生花 
[ネジバナ(白花)]

ネジバナは個体数が多いから、それだけ白花を見る確率も高まるようです。
でも、同種の普通の個体と対比すべく程良く両者が並んで収まる
シーン狙いで捜すと・・・案外ムズカシイです(笑)
この時も前後で間隔が離れ過ぎててイメージに沿わない出来でした。
2006年7月思い出の野生花 
[アクシバ]

初めて出会った花です。ツツジ科スノキ属です。高さは平均50cmにも満たない低木の様相でした。
中央アルプス(越百山)の標高1900m付近で遭遇です。
長く突き出したシベとクルリと巻いた花冠はスノキ属の中でも私には異色のキャラに見えて、
花だけだとまるでウリノキの花をミニチュアサイズにしたみたいだ!と思ったのでした。
2006年7月思い出の野生花 
[ハマボウ]

同じアオイ科フヨウ属のフヨウやムクゲと違って、
海辺で潮の差す入江や河口の泥浜に生えるその環境の特殊性が面白い。
今の日本でのそうした自生地は、もはやしっかり保全区域を作らなければ
たちまち消失の道をたどるだろう。
ここ下田市(大賀茂川河口)では、なんとかそれなりの保護と工夫をして、
一般の人々もこの花に親しめる空間造りを心掛けている点が評価できますよ。
2006年7月思い出の野生花 
[フジアカショウマ]

本当は根まで掘り出して確認すればより正体が知れそうなんですが・・・
今のところ不確かながらチダケサシともアカショウマとも見栄えの違って見える
箱根や十国峠付近で時々目に付くこのタイプをフジアカショウマ?と思っているのです。
地上部の外観だけでも(普通のチダケサシに比べ)茎が異様に赤くて葉もやけにテカって見える感じです。
そのうち分かるかな〜的気分ですが(笑)よくご存知の方がいらしたら御意見下さいね!
2006年7月思い出の野生花 
[コウホネ(植栽物)]

たまたま通り掛った南伊豆(加納)の人工池で見た植栽物です。
もう夕刻近い時間だったので花の状態はイマイチでしたが、注目したのは「花柄の太さ!」です。
花の大きさに対してビックリするほど頑丈そうでブッといことを知りました。
ずいぶん昔に見た記憶では、あまりそのことに気づかなかったようで・・・(笑)
こうして時を経て、己の観点や感受性など少なからずの意識変化を思い知らされますね^^


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