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[Solanum mauritianum]
この植物には正直悩みました。1月下旬に南伊豆海岸線の集落裏手の林縁にどれも高さ2mを超すサイズで
4〜5本まとまって生えているのを目撃し、トップにはこの様な花とまだ若い実が付いていました。
今まで全く覚えがない植物でしたが花だけ見ると、ナス科のジャガイモやワルナスビなどの花に
よく似ていたのでこりゃナス科の海外品種をたぶん何か目的があって導入したものがしばらく放置されている
状況だろうな〜と推察しました。それで、わけなく調べもつくものと思っていました。
ところが、図鑑やネット上でそれらしきナス科の草本木本類を検索しても意外や意外!
ヒットしないので、最後の手段と思い直接専門の鑑定サイトに尋ねてみたのです。
すると・・・さすが世の中スゴイ識者達が必ずおられるもので、
この植物まだ日本では和名が付けられていない南米原産の
やはりナス科の木で、台湾ではすでに帰化種認定され
「野煙樹」という名が与えられているという情報を貰いました。
また英名は「Wild Tobacco」というそうで、どうやら目下「煙」とか「タバコ」がキーワードとなるな〜(笑)
などとそこから色々想像を巡らせてみました。
ただ、一般的な栽培品種のタバコとは同じナス科でも花の様子が違い「属」も異なるみたいなので、
葉の様子だけについてなんとなく「タバコ風」なために「ワイルド」を付けてそう呼んだかな〜?
なんていういかにもアマチュアの勝手な連想もしてみました。
そしてこの植物がいつか日本で和名を持つとしたらどうなる?っていうことも気になってきました。
まさか台湾の漢字名をそのまま流用して音読みして「ヤエンジュ」もしくは「ノエンジュ」
なんていうネーミングになるのかな〜?ん〜〜気になるな〜(笑)
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アオノクマタケランの実]
国内でほとんど亜熱帯ムードというような沖縄地方など南方へいくほど自生箇所が多くなる暖地性の植物です。
それでも八丈島や伊豆大島など伊豆諸島の林内には北限的に?分布するという情報を得ていたので、
さらに拡大解釈して(笑)それならば伊豆半島南端あたりの林内にも有りはしないかと
その可能性にほんのり期待を抱いておりました。
それで、この度の「やっぱりあった〜〜!」という予想通りの初遭遇となりました♪
南伊豆の海岸線に程近い林内でこの赤い実がふと目に止まった時、巨大化したハナミョウガか
はたまた植栽ジンジャーの逸出品かとその大きな葉と草丈から一瞬頭の中が混乱しましたが(笑)
そうだそうだこれぞアオノクマタケランそのものかも!!っていう思いで撮影したのでした。
そして勿論、この次は花の時期に行って、さらなる確実性を見極めてみたいと思っているのです。
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[ヒマラヤユキノシタ]
ひと目で国内品種と違う花でも、付けられた「和名」イメージにとても惹かれてしまう花がある。
このヒマラヤユキノシタもそんな一品である。
その名の通りヒマラヤ原産のユキノシタ科植物ということで、このように冬場から
綺麗に咲き出している姿を目にする耐寒性抜群の品種です。
伊豆地方では、よくみかん畑や道端の一画など庭先から外れた所でも気ままにすみかをみつけて
咲いてるな〜♪という場面に出くわすが、本来のヒマラヤ地方ではどんな風景の中で咲いているのかな〜?と
想像することが楽しい。
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[オオキバナカタバミ]
異例に寒い2006年1月下旬。今年の河津桜の花芽はまだまだ硬かった。
そんな時にも日差しさえあれば輝く黄色で元気に咲いている花があるから嬉しい!
このオオキバナカタバミは、多々ある園芸種のオキザリス(カタバミ)の中では
古くから最もポピュラーで、現在伊豆の各地で半野生化の姿を見かけることも珍しくなくなっている。
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[コウヤボウキ]
ホワ〜〜ン♪とした感じに撮れたのはコウヤボウキの綿毛ちゃんです。
可愛いピンクのフワフワは、ブルー系の小さな玉ボケバックで華やいだけど・・
まもなく寒風でこの場を離れていくんだね!
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[オトメアオイということで・・・]
我エリアの中でもまだまだ観察&勉強不足のためよく分からないのがカンアオイの仲間です。
達磨山周辺の林床で見た画像の個体はすごく花付きがいいな〜♪と気に入って撮ってはみたものの、
場所柄「オトメアオイ」が妥当と思えるぐらいでそれ以上の確定要素は写真だけでは
捉えられなくてちょっと不安な感じです〜。
しかし世の中にはカンアオイの仲間専門の超マニアックな人達もいるようで、
ここ伊豆エリアだけでも微妙に違うズソウカンアオイやスントウカンアオイ等々
私の初めて聞くような簡単な図鑑にない細分類の品種がゴロゴロあるようで・・・(笑)
うっかり深入りしたら、それこそとんでもない迷宮が待っていそうなので今のところは
逃げ帰ってしまっています(笑)
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