未明に着いて、仮眠をとっていた「鏡池」で
夜明けを迎えました。
早速、池へと降りてゆくピカリ♪です。
勿論、来た時は真っ暗で何も見えなかっただけに、
にわかにこの雄大な風景に気づかされた・・・
といった感じです〜♪

池の縁まで歩み出ると、厳粛な静けさの
中、目前にそびえる戸隠連峰の上に
朝日が差し込んできて何とも山紫水明の
ムード満点です。

無風の水面にはまだ無彩色の連峰が
投影され、その空に小さな紅雲が
ほんのり写って・・・
これも早起きした人だけが
見られる光景ですね!

できることなら、この風景に色彩が
刻々と加えられる光のショータイムを
じ〜〜っと見つめていたい気持ちも
あったけど・・あんまりゆっくりも出来ない
のが静岡からやって来た日帰り山歩き
ピカリ隊のチトつら〜〜いところです(笑)

これからとりつく山容を目に焼き付けながら、
アセアセと「随神門」に向かって
歩き始めました〜〜〜。

「随神門」までの自然樹林の中の小径は
いたる所で綺麗な水の流れがあって、
サラサラとした快い水音がたえず
響き渡ってきます。

途中で一箇所、「天命稲荷」という小さな神社が出てきます。
(さすがに早朝は冷えこむ季節となって、今回ピカリ♪は潤平さんから頂いた
おニューのジャケットでルンルンです〜〜♪)
え〜〜と、930m歩いて、
あと610mで「随神門」。
分かり易くていいですね!



ようやく林の中にも光が入ってきて、
紅葉の木が引き立つようになりました〜♪



















太い古木にもいい味わいの立体感が
ついてきて、辺り一帯の小鳥のさえずりも
にぎやかさを増してきました。

いつものごとく(笑)・・・少し先を行っては撮影担当の
ピカリ☆を待つ形のピカリ♪です。

やがて小径は十字分岐となって、
左折すれば、すぐに「随神門」を
くぐるようになります。

歴史&伝説ある戸隠の森に溶け込んだ実に風格のある門です。

続く大スギの並木道で「奥社」へと
不思議な気分で吸い込まれていく
感じでした。ひと気のない時間帯
だったから余計に神秘的な雰囲気
だったな〜〜♪

スギもここまで成長すれば立派です!
大昔から修験者の山へのアプローチと
して大切に手入れされてきたからこそ
出来上がった荘厳空間なのでしょう。

ピカリ☆です〜。。
いつもは撮影担当で被写体と
なることはないんだけど・・・

黒子に徹するシャな性格なの
です〜〜〜。。ピカリ♪

進むにつれ参道は石段の登り坂と
なってゆきます。日もさらに昇ってきて、
下草にまで気持ちの良い朝の光が
降り注いできました。








岩のたもとなどに見る小さな石仏達の
姿もクッキリとしてきました。



左右の林縁では、すっかり熟した
ツリバナの実が楽しく吊り下がっていました〜♪

そして、いよいよ石段を登り終えると、戸隠山の
岩壁を背にした「奥社」が見えてきました。


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