いつの間にやらピカリ隊の影もだいぶ長くなってきました〜。
次なる「大平山」へと急ぐことにしました。


「多比峠」までまたダーッと下って、
右上へと乗り上げる」ように進むと
当コース上随一と思われる
ウバメガシの密林がしばらく続きました。
ちょっぴり細尾根歩きを実感できる
箇所もある区間でした。


そうして「多比口峠」が近づく頃、
左手(東側)の視界がポッカリ
開いて、また中々の
展望地に出ました!

ここに立つと、眼下に田園の
「大平地区」をまわり込むように
ポコポコした山の連なりを
左手奥(北)の方から
今回順次歩いてきた地形がよく分
かりました〜。


「多比口峠」です。
ここから海側に降りれば「多比」のセブンイレブンの裏手に出ます。
また内陸側に降りると「大平」地区の集落に出ます。

さて、「大平山」まで20分とありますが、
これらの標識は案外余裕を持った設定なので
健脚の人だと半分近い時間で行動できるでしょう。


アオキの実がよく目につく
登山路を登り切ると、
本日第2位の標高となる
「大平山」に着きました。


地元の山の会が設置したらしい山頂の小箱を見ると、「大平山」は元来「おおべらやま」と読むのが
正式のようですね。初めて知りました〜。

やっぱり誰もいなくて落ち着ける山頂でしたが、ここは周囲の木々が混んでて、こんな落葉シーズンでも「淡島」がチラリと
覗くぐらいしか展望が得られないのが玉にキズでした。
大きな桜があるので、春のお花見にはいいかもしれません。



これより先の縦走路はいわゆる「沼津アルプス」の中でも「奥(沼津)アルプス」と呼ばれるマイナーなルートとして
扱われる部分です。でも最近では地元でこうした標識が立ててあるので迷う心配はありません。

そんなわけで、イザ進め〜〜〜と進入していきました。
この標識、よく見ると「奥の細道」なんていうネーミングもされていて微笑ましいですね(笑)



「ほら、あそこ!」と肉眼で
自宅の位置がよく分かる所まで
いよいよ南下してきましたね〜♪




ここでピカリ☆がカシワの枯葉がまだ
プラプラと付いてる木を見つけました。
カシワの実が落ちていないか捜したら、まわりの部分だけ
どうにか見ることができましたよ!
中身はとっくに山の動物達が食べたのかな?



探検気分で歩いていくには、この奥沼津アルプスの方が
道が細く混み入っていて面白いかもしれません。
「大嵐山」と書かれてあるのは「日守山」といった方が
私達には馴染む山名で、以前の山レポにも掲載したことが
あります。


ここは、アルミのハシゴが設置されていた所です。
こんな長い物、よく運んできたナ〜!!

その上は見晴らしの良い
平らな岩場になっていました。
しかし、富士山の上が雲に隠れて
しまいました。

左上の所が、先程までいた
「大平山」ですね〜。

そろそろ、この辺りから
下山しようかという相談になって、
すぐ先の「山口峠」から眼下の
「大平地区」へと
降りてゆくことに決定です。

これ以上進むと車の回収が
大変になるからね〜っていう
わけです(笑)


様々な常緑のシダ類が繁茂する道を
どんどん下っている途中で「んっ!」とピカリ☆が気付いたのが
イズセンリョウの実でした。
乳白色で可愛らしいこの実の姿は、この山域では
初めて出会ったということで喜んでいました〜(笑)

右手に苔むした石段の小っちゃな神社を見ると、もう麓の集落が近そうな気配です。
マメヅタも相変わらず豊富に付いてるね〜♪

最後のお約束のような植林帯(里山では付きものですね)ももう少しで終わりです。



ハイ!お疲れ様でした〜♪
下山口のプレートです。

最近の物らしくて
真新しいプレートでした。



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