登りの傾斜が一旦緩んだと思った所で、
苔むした石の点在する沢の源頭部といった
湿地帯に出ました。


ここにはイワボタンが群生していました。
重なり合うパターン美というか!
何ともキレイな模様に見えますね^^


もしかしてハコネサンショウウオがいないかなぁ?


な〜〜んて思ったけど見つかりませんでした。。


ネコノメソウの中でも人気者のハナネコノメ
わずかに咲いていました。

ここでは時季的にもう遅過ぎて、この画像の個体も
既に赤い葯のカプセルが取れている状態でしたぁ〜(泣)


なんといっても箱根の最高峰「神山」の
西斜面をトラバース中なので、右手に「芦ノ湖」が
見えるポイントが幾つも出てきます。

この辺りはブナの木も適度に残っているので、
他の動植物たちも単相とならずに多様性を保てる
好環境と見てとれます。


ピカリ♪軽快な足どりです〜〜
(* ̄0 ̄)/ オゥッ!! 


開けた樹間から青々と水を湛えた湖面が
広々見渡せる絶景ポイントもありました〜〜♪


ポツリ登場マムシグサ〜〜(笑)

このルート・・ピカリ☆の話しだと、今年はとても
歩き易いとのことです。

どうやら年によって地元の人達による草刈り状況が
違うみたいで、笹(ハコネダケ)がメチャ込んで
歩き辛い年もあるそうです。


やがて標高1200m付近から
この淡い青紫や白の
コキクザキイチゲと出会うように
なってきました〜〜♪

因みに、もし4月下旬頃ならば
もっと下の高さから咲いている
のですが、5月上旬の今回は
この高さでベストな花期を迎え
ていました^^


母種のキクザキイチゲより若干コンパクトで品良く
咲いている風情がなんともたまりません♪


斜面の奥ではかなりの
群生シーンも〜〜!


2色で並ぶ清楚な半開姿を横から写したり〜♪
ついつい撮影枚数がかさみますぅ〜〜(笑)


このルート上で見た花色は青紫と白がほぼ半々といった
印象でしたが、それとは別にどう見てもピンクの花色の株にも
出会って、同じ種類でも個体差の妙を実感するのでした。


今回のスミレ類で一番の注目株
トウカイスミレです。
そうはいっても箱根は東海じゃないのがチト問題
ですが・・・

これまで静岡県側の越前岳など富士山周辺の
山々で出会うタイプと同様な特徴を示すので、
まっいっか〜〜です(笑)


(o^-^o)ツクバネソウがアンテナを伸ばしていました。

このルートではクルマバツクバネソウ
見なかったような・・・


ミツバコンロンソウは一般的な水辺イメージの
コンロンソウとは全然違ったキャラクターですよ。

こうした花期では、スミレ類と変らぬ小さな背丈で
咲いているのです^^


これまた小っこいお花でトウゴクサバノオと申しますぅ〜

普通こうしたクリームイエローの花色してまして、そこが
近縁種にない魅力♪と思います。



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