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現在地は「たかね荘」の駐車場(無料)です。
ここから今回は羽衣池を通って牛首山から赤岳を
目指す真教寺尾根を歩いてみる予定です。
「羽衣池」までは一般観光用によく整備された
遊歩道を行きます。
夏に高原気候特有の清々しさの中で、こんな白いフワフワ花序が
道行く所々に優しくアクセント的に差し掛かるシーンにはいつも
安らぎを覚えます。
これは
ハナチダケサシ
のようです。
程なく木道に囲まれた湿原
「羽衣の池」に出ました。
全景はこの程度のコンパクトな佇まいですが、カッ
コウの鳴く早朝のひんやりとした空気が心地良い場
所でした。
湿原内での目立つ花は思いの他少なかったけど、
ひっそり単独で咲くこの
ミズチドリ
がなかなか
良かったです。
まだ咲き始めの
シモツケソウ
が
朝の光に映えていました。
樹木では、
アキグミ
が辺りの林の花で小さな花を
盛んにつけていました。
分かり易い標識が随所に出てきます。
こんな防火帯と思われる植林の
間の草地の道を進みます。
朝の斜光に浮かび上がる
キバナノヤマオダマキ
。
この八ヶ岳界隈では富士山麓でよく見る萼片が
紫褐色となっていてツートンカラーに見える「ヤマ
オダマキ」といえるような個体はまず見掛けません。
さほど遠い距離感でないのに不思議な現象だと
思っています。
咲きたてのフレッシュなしべを見せていた
オオバギボウシ
の花です。
うっすら朝露に濡れている
ウスユキソウ
の
ビロードタッチにはっとさせられます。
ヤマホタルブクロ
の大きな赤紫色の蕾が
草の中でまだ眠っていました。
明るい草地に出て、花撮影で遅れ気味
(いつものことだけど・・)のピカリ☆を待つ
ピカリ♪なのです´。`)はぁ・・・
標高1800mぐらいのこの辺りでは、明るい草原を好む
ハクサンフウロ
をよく見るようになります。
キンポウゲ
(ウマノアシガタ)も同じく
明るい場所になると登場しますね♪
でも、これはベッチョリ濡れて開き
きってる重たそうな花姿でした〜。
長〜い花穂を立てて
クガイソウ
が群生していました。
まだごく咲き始めたばかりで、全体に花が綺麗な紫の色合いを
出すにはあと数日かかりそうでした。
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