長かった樹林帯から開放され「布引崩れ」という稜 線帯の一画に出た直後の画像。
まあ、ガスってしまっていたから仕方ないのだが、 それにしてもすかさず花の方に目がいってるピカ リ☆には呆れてしまう(笑)
これは4弁花のアブラナ科クモマナズナのようだ。
中部山岳夏山のお約束キバナノコマノツメが群れ ていた。世界的にも広範囲に分布しているという 可愛い黄色のスミレだ。
実はここが〜時間があったら、ゆっくりしていたかった場所・・・なのだ。残念だけど・・
ミヤマハンショウヅルが渋い濃紫色の花色を見せていた。
これは巷のガーデニングでいうクレマチスのいわば純和風バー ジョンといった趣がある。
ザックを置いて一休みした時に見た地上スレスレ の所で枝を広げているトウヒの若い実の質感が面 白くて・・・
ついつい感触を味わってみたくなった(笑)
視界がクリアならば、本来ここで登ってきた側とは 反対側の聖岳や赤石岳などの大展望が得られる はずなのだが・・・・
水平方向より下はガスに取り囲まれているが、こ の時上方にはちゃ〜〜んと青空があるのがなん とも皮肉だった(泣)
布引崩れの林縁で展開する素敵な花風景に目を 奪われているピカリ☆はウハウハいって撮りまくっ ているのでピカリ♪はそろそろ時間が気になって きた。
( ・_・)σ゛ツンツン・・・いい加減に進もうよーーーー!!ってことで・・・〜┓(´_`)┏
12時30分   標高2583,7m
ピカリ☆を促して、布引崩れから尾根道を北上し はじめ標高2500m超の布引山山頂までアセア セやって来た。
しかし、ここから目指す笊ヶ岳山頂(2629m)まで は一旦約200mぐっと下がってから250m登り返 すというルート展開がこの時の日帰りピカリ隊に は心理的に恐ろしくプレッシャーとなった。
(;>_<;)ビェェン。
あいにく、お天気も雨でも降りそうな暗さとなってき たので躊躇なく笊ヶ岳には猛スピードでピークハン トだけして、後はイッキに麓まで駆け下ろうと決め ていた!!
決めてはいたものの〜〜〜予想通りの展開となる・・・〜┓(´_`)┏二乗!!
アララ、ピカリ☆は急ぎながらも気に入った花をす かさず撮っているのには呆れた。
これは小葉が5枚なので多分バイカオウレン(別 名・ゴカヨウオウレン)のようだ。
高山帯の常緑低木ではレギュラー陣の1つコケモ の花はようやく今咲き始めといったところだっ た。
13時30分   標高2629m
ヤッターーー!!
遂に笊ヶ岳山頂に到着だーーー!!
でも、呆れる程周囲はガスで何も見えない
llllll(- _ -;)llllllガーン
視界良好ならば定評ある360度大パノラマで南ア ほぼ全域や双耳峰でのあるこの山の小笊(こざる) 越しに浮かび上がるあの富士山のユニーク構図 もあったはずなのに・・・
トホホ〜〜〜。。オマケにグズグズする間もなくこ の時雨ならぬ大粒のヒョウがバチバチ降ってき た。
そんなわけで負けるもんかーーと気合い入りまくり のピカリ♪何度かな?と気温計を見てみたら7,5 度だった。
ヒョウのお出迎えには参ったーー!!ケロちゃん記念撮影も今回は断念!濡れたら可哀想だから・・・
もう後は往路を忠実に戻るのみ。。
安全かつ大急ぎで〜行動しなければ・・・
アッ、行きに視界が悪かった布引崩れを回り込ん で行く所まで来ると、ちょっぴりガスが引いている ではないかーー!


Home  Top  Back  Next  Up