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30分くらい緩勾配の登山路を軽快歩行すると、こん
な東屋の建つ休み処が用意されていました。勿論ピ
カリ♪の方が何分か先行して、各種風物撮影しなが
らやって来るピカリ☆を待つ形となります(笑)
この側の沢水の滴る岩にネコノ
メソウの仲間の
イワボタン
と思
われる面白い花が見られまし
た。
どんどん日差しも強まってきて、もう帽子も上着
も脱いで身軽になってこの東屋を後にしました。
アクセント的にある常緑樹以外はま
だ葉を付けていない時期なので明る
く開放感たっぷりの山歩きを楽しむ事
が出来ます。
ジグザグの九十九折につけられたルートでどんどん
高度が上がっていきます。
まだ雲も出てきてないから、歩いているとちょっと暑
ささえ覚える陽気でした。
暖かい陽気のせいとは関係ないけど、
セミの抜け殻発見です。
去年の夏のものがこんなに完全な姿で
残っているのも何だか不思議でした。
黄色い
アブラチャン
の花が
所々で山斜面から突き出して
咲いていました。
山の早春というと必ずやこの
花のことを思い出しますね♪
葉が出る前にこうして花が咲いて、それもあんまりシ
ツコイ密度で付かないところがいかにも野生っぽくて
いいな〜〜♪
アブラチャン
っていう名前も可愛らしくて大好き!
林床は、この時期このルート
上ではまだ春の賑わいには
少し早かったようでした。
ごく下の方でスミレ類を少し
見ましたがハルリンドウやヒト
リシズカなどとの出会いはま
だありませんでした。
これは、ようやく落ち葉の中
から伸び上がってきた
トリカブ
トの若葉
でしょうか。
ふと気が付くと・・・
高度が上がってきた証しに下
の道志の集落では一旦見え
なくなっていた富士山がまた
ひょこっと頭を出し始めていま
した!
ここが、先ほどの東屋ポイントに次ぐ第二の
休み処といった場所でした。
それまでになく西側の展望が急に開けて
ベンチもあって、きっとここを登る全ての人が
しばし佇みたくなるような心にくいセッティング
がなされ素直に嬉しく思える空間でした、
程よく張り出した赤松の枝先
の向こうに、以前登った菰釣
山など山梨・神奈川の県境の
山並みが連なり、その後ろか
らまだまだ真っ白に雪を被っ
た富士山がその高さを誇示し
ている構図です。
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