2005山歩きページへ

小さな木橋で先程までの地蔵堂川の
さらに小支流を渡ることになります。

こうした所々の方向指示板もあるので全く
迷う心配はありません。

アリャリャ!どうでもいいけど、この木のこの石・・・
挟まったままでず〜〜っといくんでしょうね〜(笑)

しばらくの植林帯内を経て、いよいよ
「コビサワラ原生林」にここから突入です。

先程の木橋からここまでの区間にはミヤマカタバミ、
ハシリドコロ、ナベワリなどが咲いていました。

特にハシリドコロは、かなりの株数の群生が見られました。

原生林の中に入ると流石にそれまでにない
太さの大木巨木に出会います。

ただ、この時間帯のお天気が今一つ曇りがちと
なってしまった為、画像がちょっと暗く写って
しまうのが残念です〜〜。

ツルツルした赤みのある樹皮が
特徴のヒメシャラの木は伊豆の
自生木の代表選手です。

スタスタと歩いてしまえば
一周30分程度で廻れる
「原生林」内の散策路を
小鳥達を驚かせないように
静かにゆっくりと歩いて
ゆきました。

ピカリ隊以外は全くひとけの
ない空間でした。
もっともこの日はアプローチの
林道でさえ、行き帰りとも
山葵田仕事の人を見掛けた
だけでした。
その他、原生林を構成するここの樹木は・・・イタヤカエデ、モミ、ブナ、アカガシ、ケヤキ、イヌシデ、ミズキ、タブノキ、シロダモ、
シラキ、ヤブツバキ、アオキ、ツルシキミ、などなど・・・高木低木、針葉樹も広葉樹も、落葉樹も常緑樹も入り乱れた
伊豆本来のジャングルって感じになっていました。ただ、「函南原生林」や天城峠からの尾根筋など近隣の自生地には多い
ブナが意外に少ないな〜という感想をもちましたよ。


ピカリ♪が手にしてるのは、上の方から落ちてきたヤブツバキの花・・
もう海辺のヤブツバキはとっくに散り終えている頃だから、ここは
やっぱり気温がまだ低めなんだわ〜〜

見ました!見ました〜〜アカゲラさん♪
とはいっても2人共カメラでうまく写せなくて画像はなしです〜(苦笑)

林が暗くて完全に光量不足でした。
また何処かの山で撮れるかな〜?

モミの木デッカイぞ〜〜
ピカリ♪が小っちゃいぞ〜〜〜

これは空手チョップで次々に粉砕したくなるような(笑)
倒れかけのイヌシデに付いてたバリバリに硬いキノコ群生の模様です。

最終、土に還るまでの木の一生も色々と有りそうですね〜

原生林の縁からヒョコっと見えた景色。
この日、遠くは春霞で全然見えずでした。

しかし、こうして見ると周囲の山はみんなもう
植林だらけだよ!

ここは「原生林」ってわざわざ銘打っているけれど、
結局ほんの罪滅ぼし的気分でごく僅かに
残した空間ってわけですね。

日本の普通の山の現実をまた強く再認識
させられる光景でした。

さてと、そろそろ戻ろうか・・?
って事になったら素早いピカリ♪です(笑)

スタコラサッサで下ってゆきました〜。

戻りながらの林道脇にて、
ピカリ♪何してるかというと・・

このイヌブナらしき雄花序?の様子を
写していました。
木の花も雄花雌花別々だったりして、
気づくとなかなか面白いですよ♪


この林道を下りながら
思ったこと・・・

それは、ここには自転車を
持ってくるといいな〜〜って
事です(笑)

これで車の所まで戻って
きました。

お疲れ様です〜〜

そして、車での帰り道・・・
通りすがりに見たこの田んぼの花園が
とても気に入りましたo(^-^)o

これって、田おこしが始まるまでの
期間限定花畑だよね〜〜

大好きなネモフィラの
ブルーを主体に出来てる
素敵な山里集落の風景を
目に焼き付けて
家路に向かいました。



お終い




最後までご覧下さって
有難う御座いましたm(__)m 



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