林床にスズタケが多くなり、
一旦傾斜も緩んで尾根筋に乗ったように
感じたこの辺りがたぶん「身延町」と
その南側の「南部町」との
境界尾根なのでしょうね。

それから間もなく
「三石峠展望台」に
立ちました〜!
近年、ここは展望地として
尾根両側の視界確保のため
程良く木々を切り払ってある
このコース随一の
ビュースポットですo(^-^)o
でも本日は、左手(東側)に
現われるはずの富士山は
この天気じゃ勿論ダメで、
こちら西側に今朝通ってきた
身延の街並みがかろうじて
眼下に小さく見えるくらいの
ダメダメ視界でした。

晴れ渡る日にはこの遠方に
南アルプスも見える
はずなんだけどな〜(;>_<;)

今日の展望では長居は無用と
「三石峠展望地」をそそくさと去り、
どんどん先へと進みま〜す。

ちょっと傾いたリョウブの
木の下を通ったりして

登山路はここで軽い下り坂に変わります。

二次林の可能性もあるけど、
周りの雰囲気は桧林からすっきり開放されて
ブナの木もチラホラ見かけて
大好きな尾根道をサクサク進めて
ルンルン気分になってきま〜す♪

そういえば・・・
ホオノキやハリギリの大っきい葉っぱが
ボタボタ落ちていたのも主にこの区間でした。

再び上り傾斜となり、今度は岩がちで急勾配の
変化をみせる箇所に差し掛かります。
先行するピカリ♪が何か見つけたようですね〜

こうした稜線岩場ではお約束のように
群生するイワカガミの黒ずんだ特有の冬葉が
テラテラと光っていました!

詳しい種類は花期に見ないとハッキリ言えませんが、
それはいつの日かの楽しみにしておきましょう。

3月初めのここ標高1000m付近の山上では
やはりまだ花は望めませんが、倒木に鮮やか
オレンジでゴム質のキノコが目を引きます。

アカキクラゲ属でしょうが、キノコもその先が
簡単には進めない微妙に再分類されてる
難しい相手です(笑)


およそ山頂まであと400〜500mと
近づいてきているこの登山路も、
地元では山頂神社への参道という
意味合いが強いようで
『三石山参道』と表記されていました。
いかにも身延町裏手の里山に
お邪魔していることを実感しましたよ^^

やがて「本堂」とある小っちゃなお宮さんに
到着です。
ちょっと歪んでくたびれモードの赤鳥居が
なんとも侘しいムードだよん(笑)

社の中でピカリ♪が早速、来訪者ノートに
記帳中で〜す。

少し引いて見た神社周りの佇まいです。
倒木などもそのままに、
今日の曇り空ということもあって魑魅魍魎の
ひそむ怪しい気配がするな〜

この日は誰にも出会わなかったけど、
2日前の土曜日に来た人の記述で
夜中に降ったであろう雪が薄っすらと
残っていて集落も山も情緒あり良かったと
書かれていました。
ん〜〜〜少し残念かも〜です。



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