カエデ類のウリカエデにブラブラぶら下がっているのは
翼型の実です。でも、こんなたわわに付いているところを見たのは
初めてでした〜。
一般的イメージのカエデのように葉先が切れ込まない種類です。

この特徴ある形の木の実はミツバウツギのものです。
こうしてみると、ちょっとの隙に季節は
どんどん進んでいますね〜〜

赤くて毛もくじゃらのエビガライチゴの蕾
じつにユニークだ〜!

花も幾つか開いていたけど、小さな白い花弁はすぐに
取れ易いみたいです。

こちらの道沿いでもやたらと多いウツギ
つい平凡なものと見てしまいがちだけど、
なかなか素敵な花を咲かせる野生木ですよね♪

ヤマアジサイって、変種が多くて行く先々で色んなタイプに出会うので
とても楽しみなのですが・・・今回は装飾花が白色の4枚で
その内訳が(大1枚・中2枚・小1枚)というパターンで、しかも
縁に大きなギザギザが入るこんなカッコイイタイプに出会いました!

大好きなコアジサイも状態の良い花がまだ残っていて
くれました〜♪少しずつ花を観察しながら
そろそろ標高1500m近くまで車で上がってきたわけですが、
同日でも1000mぐらいの所のコアジサイはとっくに見頃を
過ぎていました。

ん・・・?下草の暗がりで何か咲いてる!
と思ったらハグロソウを見つけました。

普通8月過ぎないと見かけないのに
これは意外な出会いでした。

で、サワギクなども一緒のこの付近をよく探ってみたけど、
どうやらこの花1コだけの早咲きを見てしまったようでした(笑)

こうしてや〜〜っと「信州峠」の登山口まで
やって来て、ピカリ♪さん
グズグズと車から降りてきました〜〜

もう朝8時半だというのに今日はまだ
誰も登りに来てなさそうで
駐車スペースはガラガラです。

ここまで道々、いつものごとくピカリ☆が
花散策する間ピカリ♪はずっと車中にこもって
寝てたんだけどね〜〜(笑)
というのも前々日まで珍しく夏風邪をひいちゃって
3日間高熱を出して漸く回復したばかりの
病み上がり状態(物が食べられなくて体重3キロ減)
なのでどうにもまだテンションが上がってこないの
ですよね〜〜〜(^^ゞ

でも、ここからは何とかカラ元気ぐらいは出さなきゃと
中途半端に片手を上げるピカリ♪です〜〜(笑)

登山路の前半は緩やかなアップダウンが
自然林の中に続きます。

下向きに付いていたこの赤い実は
ミヤマウグイスカグラだね。
実の表面にも薄っすらうぶ毛が生えてるよん。
春先に咲くピンクの小花もキュートな小低木です。
しかもほんのり野生の甘みを感じる
生食OKの実ですよ。

この辺りの山に入れば必ずといってよいほど
キバナノヤマオダマキが道端の
いいアクセントになってくれます。

見上げるところで、咲き始めのノリウツギをパチリです。
最初は装飾花もこうして淡くグリーン掛かっているんだね〜

超ゆっくり歩行に反比例して視線は上へ下へとかなり忙しいのですが(笑)・・

これは林床で見たとんでもなく小さな花です。
ハエドクソウというのですが、よく見ると花の基部が可愛く紅色していることに
気づかされました〜〜♪



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