「小さい!」っていえば・・やはり同じような林床で見かけた
このウマノミツバ(セリ科)の花もこれで咲いているんだ〜〜!って
驚くぐらい微小な花です。

同じくトチバニンジン(ウコギ科)の花もメチャ小ちゃいけど、
よく見れば可愛らしく出来てます。1コ実になりかけてますね!
やがて真っ赤に色づくと気付かれる人も多いかと思います。

葉が巨大化するヤグルマソウも花序に小さな花を
たっぷり付けていました。

それにしてもこの葉形はホント「矢車」ですね〜
鯉ノボリの竿の先端でカラカラ回るあの矢車です。

アカショウマだろうなと思いましたが、この類いのスーッと
延びてその先にフサフサした花序を付ける毛槍風の花も
種類豊富なため見極めがチトやっかいです。

これらは夏山の主役花とはなりにくいけれど、
いつもその花フィールドにいいリズム感や立体感を
つけてくれる重要なワキ役陣だと思っています。

少し傾斜のきつい箇所も出てくるようになりました。
でもこんな病み上がりの身じゃなきゃ
キツイと思わなかったレベルだな〜〜^_^;

岩がちな場所でフト上を見上げたら・・・
岩の上にポンッとただ乗ってるだけ〜〜!
に見えた木にビックリです。
今のところ不思議なバランスで真っ直ぐに伸びることが
出来てる様子です。

つづく頭上の見つけ物としては・・
こんな木のまだ若い実がぶら下がっていましたよ。
何の実かな〜?って考えたけれど分かりそうで
分からずにいるところです。
丸みのある星形で、つまりは5数性らしいけどマユミやツリバナの
系統かな?ぐらいで秋に熟して弾けないと・・・今の
拙い観察力や経験値ではスッキリさせられなくて残念でした。
(もしお分かりの方は、是非教えて下さいね。)

クマシデの果穂も葉下にカラカラ付いてて
巨大ミノ虫?と思う人がいるかもね(笑)
こうして赤みが差してくる様子も観察できました。

これは我が町の低山域でよく見るイボタノキ(の花)の
高地性の種類となるミヤマイボタです。
その違いは、イボタノキは葉先が丸いのに対して
こちらはミヤマイボタでは明らかに尖った形となります。

本日のようにゆっくりゆっくり花観察モードで
登ってきてもこの登山ルートは時間的に
余裕で1日遊べるくらいのスケールです。
こうして右手に見えてきた穏やかな草山
(「横尾の肩」という)の上にある小じんまりとした
草原帯が優しくハイカーを迎えてくれるのが、
ここ横尾山コースの良さといえるでしょう。
(過去・・ピカリ☆夏&秋3回登頂)

しっかし・・今日の空模様は梅雨シーズン
特有の重たい空でちょっと残念です。
それでもまあ雨にはならず時折薄日が射したりも
するのでこの時期ではラッキーな日と
いうべきですね〜〜o(^-^)o

足元のまわりにウスユキソウが出てくるようになりました。
樹林帯が切れてきた証しともいえるような
リアルな植生変化です。

ウスユキソウに負けじと似たような環境に着くヤハズハハコ
見られます。いずれ秋口ともなれば、かなりの群生シーンを
見るようなシルバーリーフ系のキク科植物たちです。

このキリンソウも明るい草原や露出岩が出てくると
登場っていう感じになりますね。
でも、標高にはさほどセレクティブではない種類です。

先行中のピカリ♪がもうじき
山上の草原に到達する
ところだよん♪って、
豆粒くらいに小っちゃいぞ〜(笑)
ここって「大蔵高丸」や
「飯盛山」なんかにも
共通するような気さくな
原っぱ感覚のカヤト地帯だよ〜
(*゚-゚*)(*。_。*)ウンウン



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